「経営リスク削減のためにも、定着率向上のためにも労務リスクを削減したいが、何から手をつければいいかわからない」、「働き方改革関連法、その他労働法の改正に対応できているか不安」という経営者・人事労務担当者の方はまずは「労務監査」で現状を可視化することを推奨いたします。
【医科診療所5名】院内での窃盗
課題(労務状況・相談時の状況)
院内の備品が日々なくなっていることに気が付き、注意深く注意深く観察していたところ、ある職員が盗んでいること証拠が掴めました。備品といってもガーゼのような衛生材料ではあるものの、もう信頼できません。一発解雇解雇したいが問題がないのかが分かりません
ご提案の内容
・就業規則の作成
・職員ルールブックの作成
解決後の結果
窃盗が起こらないことも重要ですが、事業主が対策を講じているという事実が職員全体の安心感につながりました。就業規則やルールブックに懲罰等が載っており、その周知も行ったために、その後の窃盗はピタッと止まりました。
本件のポイント
規程等が全くなかったために、窃盗事件が起こって、実行した職員が分かってもそれを処罰する術がありませんでした。そんなルーズな面を見越しての犯行だったのでしょう。整備したとたんに窃盗が止まりました。