「経営リスク削減のためにも、定着率向上のためにも労務リスクを削減したいが、何から手をつければいいかわからない」、「働き方改革関連法、その他労働法の改正に対応できているか不安」という経営者・人事労務担当者の方はまずは「労務監査」で現状を可視化することを推奨いたします。
【医科診療所10名】未払い残業の請求の対応
課題(労務状況・相談時の状況)
特にトラブルもなく円満な労使関係が築けていると思っていたところ、ある日突然「残業代が少ないですよね。計算し直して二年分支払ってくれなければ出るところに出ます」と未払い残業代の請求が発生。突然のことでどのように対応したら良いか分からなかった。
ご提案の内容
・労務監査
・就業規則の作成
・相談顧問
解決後の結果
労務監査の結果、従業員が請求してきた未払い残業は全てが未払いではないことが判明したため、過剰な支払いは行わずに済みました。また、労務管理全般を整備したため、従業員からは「今まで何か誤魔化されている」という認識から「専門家が入ってしっかりした診療所」という印象を持ってもらえて、今までよりも関係性が強固なものになりました。
本件のポイント
労使トラブルが無いから労務管理はそこまで慎重に行わなくても大丈夫。という過信から従業員の不満が限界に達して出たトラブルでした。リスク回避や定着という観点から、労務管理を整備し、また専門家である社労士に相談しながら対処したことによって、従業員からの訴えにも動じることなく解決に至りました。