「経営リスク削減のためにも、定着率向上のためにも労務リスクを削減したいが、何から手をつければいいかわからない」、「働き方改革関連法、その他労働法の改正に対応できているか不安」という経営者・人事労務担当者の方はまずは「労務監査」で現状を可視化することを推奨いたします。
~「助成金とか補助金とかよく分からない」という方へ~
補助金と助成金の違い
弊社のお客様からも、助成金についてのご質問を沢山いただきます。
社会保険労務士法人である弊社がお手伝いしている助成金は、厚生労働省管轄の雇用に関する助成金となります。
お客様からのご質問には補助金に関するものもあり混同されているようですので、今回は簡単に助成金と補助金の違いをご説明したいと思います。
~補助金との違い~
似て非なる助成金と補助金。分かりやすいように、表にまとめてみました。
関係省庁から倍率まで、全てにおいて違いがあります。
補助金は受給額が大きいだけに、募集回数も少なく、かつ採択制なので書類を揃えても採択されなければ受給することが出来ません。
一方厚生労働省の雇用に関する助成金は補助金程大きな金額ではありませんが、要件を満たせば受給することが出来ます。
ただし、この要件がなんとも細かく少しでも合致しないと受給できない・・・、ということになってしまうのです。
受給要件や申請期限の管理等煩雑なので、初めての方は要注意です!
また意外と知られていないのが、労働局の確認審査に多くの時間を要する上に、一定期間経過しないと申請自体が出来ない場合もあります。
それでも、別の観点からチャレンジしてみる価値はあります。
助成金とは、労働環境の整備や研修を行う場合に受給することが出来るものです。
助成金を活用することによって、会社存続、トラブル回避、法令順守へと繋がります。
助成金を利用して、労務環境を整えていくのも経営上有効かもしれませんね。
今年度の助成金活用をお考えの経営者様は是非セミナーのご視聴もいただき、ご参考になさってください!
社会保険労務士法人アミック人事サポートは、栃木・宇都宮を中心に東京、埼玉、千葉などの企業様に人事労務に関するご支援をしています。本コラムをご覧になり、人事労務に関する相談をご希望の場合はお問い合わせからご連絡ください。